第4回(4月1日開催)
講師:画家 鰐渕優子さん

 ☆プロフィール☆
  1998年 多摩美術大学絵画部版画科卒業
  1998年 株式会社銀座テーラー入社
  2002年 作品制作に没頭するため退社

  【活動歴】
   1996年 東京都銀座 銀座ギャラリー和知にて個展
   1997年 第4回さっぽろビエンナーレ入選
   1998年 東京都銀座 銀座ギャラリー和知にて個展
   1998年 第1回池田満寿夫記念芸術賞入選
   1998年 Festivaul International al arlelor gtafice cluj-napoca
   (スペイン)入選

   2006年 代官山未来画廊にてグループ展(集う)
   2007年 東京都銀座 銀座テーラーStudioにて個展
   株式会社渡辺プロモーション ワタナベボクシングジムの
   デザイン企画を担当する

   HP
   http://www.aops.jp/



両親の影響もあり、小さい頃から漠然と画家を志そうと思っていました。
ただ、本格的に画家を目指そうと思ったのは高校三年の時です。

自分が生きている中で、これをやってよかったという仕事を探していたのが、
18歳の時でした。
この時、本格的に画家になろうと決意をしたのですが、
周りには画家になろうという人は一人もいなかったので、
本格的に画家へなるためには、学校に入り勉強するしかないと思いました。


高校卒業後は青山学院大学に入学しましたが、
絵の勉強をしたいという思いが日増しに強くなり、周りの反対を押し切って
本格的に絵画を学べる、多摩美術大学絵画部版画科に入学しなおしました。
(美大に入学しなければ、こんなに絵を好きにはなりませんでしたね(笑))


美術学校での生活を通して沢山の仲間ができましたが、
本格的に画家で食べていけるのか不安になったのも、この時期です。
画家には波がありますし、自立するのが厳しい世界です。
どのように活躍していくかが課題でした。

そのように、毎日悩んだり、挫折する人を何人もみていくうちに、
自分は挫折するわけにはいかないと、在学中に強く決意することができました。





【理想と現実】
画家になる決意はできましたが、現実には5年後、10年後に
お金持ちになっているという理想は描けませんでした(笑)


【画家としてのスタイル】
基本的には自分のスタイルを通していきますが、
人から自分の作品がどう思われているのかということも、
少しずつ取り入れるようにしています。

誰に対しても深い愛情で日々を過ごし、それを実践して生きていきたいんです。


【制作】
1つのことに集中し、想いを込めることが必要。
多くの失敗や挫折を積み重ね、乗り越えた先に成功があります。

今までの活動を通して、私は常にこう思っています。
”たくさんの経験こそが、1つの成功を生む”
”一生懸命やるということは、自分が好きなことをすることなんだ”


【未来に向けて】
これからは市場に貢献できる画家を目指します!

自分の為にという制作も大切だけど、
人に求められて表現することも大切。
常に、外に向かって扉を開けておくということです。


みなさんへのアドバイスとしては、
私も失敗を恐れ、自分がやりたいものを表現できないことがありました。

失敗を怖がるのではなく、繰り返し繰り返し経験することにより、
失敗の手前で手が打てるようになります。
そうすることによって、失敗が怖くなくなるんです。

その経験によって、私は失敗の怖さを乗り越えることができました。

みなさんも失敗を怖がらずにチャレンジしてください。


最後に私が大切にしている言葉を贈ります

〜大切なことば〜
心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ。
これがもっとも大切な第一の掟である。
第二の掟もこれと同じように大切である。自分を愛るようにあなたの隣人を愛せよ。
(聖書 マタイ福音書22章37節より)


今回のお話を聞き、鰐渕さんは「経験(失敗)を宝物にしている」と強く感じました。
そして、いろいろ経験をすることによって、
自信があるから絵を描くのではなく、自信をつけるために日々挑戦し続けているんだと
私たちに教えてくれている気がしました。

私たちも日々新しい開発に取り組んでいます。
経験したことがない場合、失敗を恐れて逃げ腰になってしまう時がありますが、
失敗を恐れて逃げてしまうのではなく、
どんな開発を任されても、自分には大丈夫だという自信と勇気を持つために、
日々経験を積んで前に進んでいこうと思いました。



個展が2009年10月に開催されました。
サンメディアはアーティストを応援します!!