第3回(7月2日開催)
講師:女優 歌納有里さん

 ☆主な出演作品☆
 イッツフォーリーズ作品
  『ルドルフとイッパイアッテナ』ルドルフ役
  『おれたちは天使じゃない』光子役
  『野菊の墓』民子役
  『天切り松』静子・イサオ母役 
               ・・・他多数
 外部作品
  『レ・ミゼラブル』 ジベロット役



女優になりたいと思ったきっかけは、
小学生の時演劇クラブへ入り、「舞台の上で表現すること」に魅せられたからです。
中学生の頃には自然とこれを仕事にしたいと思っていました。
高校を卒業後、専門学校でミュージカルの基礎を学び、仲間との縁があり現在の劇団に入団しました。

練習することも大事ですが、舞台に立って得ることの方が多く、
どんな役であっても舞台に出たい、経験をしたいという気持ちで努力しています。

しかし、頑張っている時に「困難」は必ず訪れます。

努力が実り出演できる役をもらい、これからだという時に、
怪我を負ってしまい1年間舞台に立てませんでした。
始めは辛く、気持ちばかり焦る日々が続きましたが、恩師に頂いた手紙を機に変化したのです。

これは自分に与えられた時間、必要な時間なんだと思えるようになったのです。
落ち着ける時間を持ったことで、プロとしての自分自身を見つめることや、
身体のケアをすることの必要性に気づくことが出来ました。

そして、どんな時でもやらなきゃいけないことはやる。
今の自分が出来る「Best」を忘れないことを学びました。





女優をしていてよかったことは、
全国各地で公演する機会があり、様々な方々に出会えたことです。
そして、共に舞台を作っていく劇団のメンバーと出会えたことです。

見に来てくれるお客様がいること、一緒に舞台を作っている仲間がいること、
好きな舞台に立つ機会を与えてもらっている環境に、私は常に感謝しています。


これからの夢は、
「常に変わらない姿勢でいたい」
「常に前を向いて、新しいことに挑戦し続ける」
「幅と深みのある女性になる」

今までの経験を蓄えとして、大きすぎず、小さすぎない自信は常に持ちつつ、
より練習し、努力し、決して満足はせず、前向きに進んでいきたいです。
そして、自身の中で様々な面を持っている人になりたいです。


みなさんへのアドバイスとしては、
「自分を客観的に見る、冷静な目を持つこと」
「失敗を恐れず、常に挑戦していくこと」
「礼儀と感謝は忘れないでほしい」

特に「礼儀と感謝」は、舞台の世界に関わらずどの業界にも
共通して必要なことだと思います。





今回のお話を聞き、歌納さんは「舞台に立ちたい!」という目標がはっきりしているので、 それに繋がる自主的なレッスンを苦に感じないのだと思いました。

私たちも、仕事で必要なスキルを養うための資格勉強を辛いと感じたり、先を見失いそうになることがありますが、
しっかり目標を持って、決して現状に満足することなく、着実に前に進んでいきたいと思いました。